お薬でお腹がいっぱい 内科

お薬でお腹がいっぱい

外来で診療していると、お薬でお腹がいっぱいです、などと言われることがあります。 実際、厚生労働省から発表されているデータによると、65~74 歳の方の約3割、75 歳以上方の4割以上で5種類以上の薬が処方されております。 たくさんの薬を内服していることは、「ポリファーマシー」ともいわれ、各々の薬はよ…
アップルウォッチ外来 循環器

アップルウォッチ外来

近年、Apple Watch(アップルウォッチ)のようなウェアラブル端末(スマートウォッチ)でも簡易な心電図の記録(1誘導)や心拍数が計測できるようになり、2020年には、アップルの「家庭用心電計プログラム」「家庭用心拍数モニタプログラム」が医療機器承認を取得しました。 この機能は、クリニックや病院…
運動しましょう 内科

運動しましょう

高血圧、高コレステロール血症、糖尿病、いずれにも運動は有用です。 とはいえ、運動と言っても人によって捉え方は様々でしょう。 では、運動療法として、どのように運動すればよいかというと、  ・定期的に、できれば毎日  ・30分以上  ・ややきついくらいの有酸素運動 が勧められています。 具体的には、  …
血糖をはかる -24時間血糖 FreeStyleリブレ 糖尿病

血糖をはかる -24時間血糖 FreeStyleリブレ

血糖測定の意義とは 血糖値を下げる注射薬(インスリン製剤とGLP1受容体作動薬)を使用中の方や、妊娠中の糖尿病の方の一部の方では、自己血糖測定に対して保険が適用されています。 これまでは、指先に小さい針を刺して採取した血液をセンサーで読み取り測定することがほとんどでした。 もちろん、朝夕など定時に血…
心臓病を持っている方が歯科に行くとき 循環器

心臓病を持っている方が歯科に行くとき

歯の健康は、生活の質(QOL)に欠かすことができず、虫歯や歯周病があれば、歯科で治療してもらうことは大切です。 その時に、心臓病の病気を持っている方ではいくつか注意点があるので、簡単にまとめてみました。 まず、歯科でよく行われる処置は、  ・抜歯などの口腔外科手術  ・歯周外科手術  ・インプラント…
2023年5月8日から8月の間の新型コロナワクチン接種に関して 予防接種

2023年5月8日から8月の間の新型コロナワクチン接種に関して

当院では、3回目以降のコロナワクチン接種を実施しております。 ご予約はWEB予約または電話予約にて行っております。 WEB予約の際は、ホームページのWEB予約をクリックし、メニューからコロナワクチンをご選択ください。 ワクチンの種類: ファイザー社製、オミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5) 接…
糖尿病を説明したアプリ「糖尿病を知る」 糖尿病

糖尿病を説明したアプリ「糖尿病を知る」

当院では、糖尿病あるいはその疑いで受診される方がいらっしゃいます。 一人ひとりの方に、病態や治療について、また食事・運動をどうすべきかなどをご説明しております。 中には、聞いたときはわかったのだが忘れてしまったという方もおられるかと思います。 そんな方のために、日本糖尿病協会が「糖尿病を知る」という…
最新の糖尿病治療 – 糖尿病治療が心臓病・腎臓病を予防する 循環器

最新の糖尿病治療 – 糖尿病治療が心臓病・腎臓病を予防する

インスリンを分泌するすい臓の細胞に障害があり、インスリンが出なくなることが原因の1型糖尿病はインスリン注射でインスリンを補う治療が基本となります。 一方で、遺伝的な要因や、過食、運動不足、加齢などによる主にインスリンが作用しにくくなっている(インスリン抵抗性)ことが原因となる2型糖尿病では、食事・運…
HPVワクチン(シルガード9価)が公費にて接種可能となりました 予防接種

HPVワクチン(シルガード9価)が公費にて接種可能となりました

HPVワクチン(シルガード9価)とは 日本では、25~40歳の女性のがん による死亡の第2位は、子宮頸がんによるものです。 子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスです。 HPVには種類があり、16,18型をはじめとした15個程度の型が、がんを引き起こしやすい型とされています…
血管年齢 循環器

血管年齢

血管年齢といっても、どのような検査で何を指標に判断するかで判定結果は変わりえます。 血圧脈波測定検査は、体への負担がほぼなく、簡単にできることから、血管年齢を推定する検査として広く用いられております。 検査方法は仰向けに寝た状態で両腕・両足首の血圧と脈波を測定するのみで、実際、5分程度で結果が出ます…