足がつって痛い。。。
2023年3月1日
「足がつる」のは、筋肉の伸縮バランスが崩れてしまい、筋肉がけいれんしていることにより、「こむら返り」ともいわれます。 運動しているときにおこることもあれば、夜寝ている時に痛みで目が覚めることもあります。 原因 一般的には、急に体を動かしたときに起こりやすい症状ですが、体の中のイオンバランスの問題(電解質異常)、栄養不足や水分不足、冷え、熱中症、急激な寒暖差が原因で起きることがあります。 そのため、頻回に「足がつる」かたは、適度な運動、こまめな水分補給、栄養バランスに気をつけることが予防につながります。 その一方で、腎臓病などがあり、体のイオンバランスが原因となっていることもあるので、血液検査も勧めております。 治療 色々と気をつけていても、起こってしまったらしんどいのが「足をつる」という症状です。 「芍薬甘草湯」という漢方薬がよく効くかたもおります。 芍薬と甘草の組み合わせが筋肉のけいれんを抑制してくれます。 足がつりそうといった前兆の段階で内服することで、足がつらずにすむこともあります。 お困りであれば、とりあえず試してみることもできるので、ご相談ください。 ちなみに、「芍薬甘草湯」は横隔膜のけいれんによるしゃっくり(吃逆)にも有効なことが多いです。