内科 1 3月 2023 足がつって痛い。。。 「足がつる」のは、筋肉の伸縮バランスが崩れてしまい、筋肉がけいれんしていることにより、「こむら返り」ともいわれます。 運動しているときにおこることもあれば、夜寝ている時に痛みで目が覚めることもあります。 原因 一般的には、急に体を動かしたときに起こりやすい症状ですが、体の中のイオンバランスの問題(電… 続きを読む
内科 22 2月 2023 「塩分を控えましょう」といわれても。。。 厚生労働省が推奨する1日の塩分摂取量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満です。 また、高血圧の方は、1日6g未満が目標になります。 一方で、日本人の食塩摂取量は多く、1日約10gです。 そのため、減塩によって血圧を下げる効果を期待できます。 令和元年 国民健康・栄養調査結果の概要 から引用 htt… 続きを読む
内科 8 2月 2023 頭が痛い。。。 最近、頭痛でお困りの方の来院が増えております。 日常生活に支障をきたす頭痛として頻度が多いのが、「片頭痛」です。 日本では、成人の約8%が片頭痛にかかっているとも報告されています。 女性に多いのも特徴です。 片頭痛 片頭痛の症状にはいくつかの特徴があります。 特徴の1つとして、「閃輝暗点(せんきあん… 続きを読む
循環器 31 1月 2023 最新の心不全治療 「ファンタスティック4」 心不全とは 心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気です。 2017年に、多くの人に心不全がどんな病気かわかりやすいようにと日本循環器学会と日本心不全学会が発表した定義が上記になります。 薬での治療として、息切れ、むくみの原因となっている全身に貯まった… 続きを読む
循環器 21 1月 2023 睡眠時無呼吸と予後 睡眠時無呼吸は心血管死亡をふやす 睡眠時無呼吸症候群は多くの病気が合併することが知られておりますが、注目すべきは、心血管疾患による死亡率が高いということです。 2005年の報告によると、重症睡眠時無呼吸症候群(AHI 30以上)のかたは、健康な人と比べて、心血管死亡のリスクが2.87倍になるとされて… 続きを読む
代謝・内分泌 9 1月 2023 甲状腺:小さな司令塔 甲状腺はのどにある20gほどの小さな臓器です。 こんな小さな臓器ですが、体の代謝に関わる重要なホルモンを産生しています。 そのため、甲状腺の病気は、甲状腺自体にしこりができてしまう場合以外にも、甲状腺ホルモンが出すぎた状態(甲状腺機能亢進症)とホルモンが十分に作られない状態(甲状腺機能低下症)で体の… 続きを読む
循環器 31 12月 2022 ステント治療後の抗血小板薬、抗凝固薬 ステント治療後に欠かせないくすり 心臓には、冠動脈という心臓の筋肉(心筋)に酸素と栄養を供給している動脈があります。 心筋梗塞・狭心症は、冠動脈での動脈硬化が原因となり、血管がつまったり、細くなったりして、心筋への十分な酸素が供給できなくなることで生じます。 心筋梗塞・狭心症への治療で最も多く行われ… 続きを読む