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メタボリックシンドローム・肥満症

健診で血圧、血糖値、中性脂肪、コレステロール、腹囲の異常を指摘された方、体重増加や内臓脂肪が気になる方はご相談ください。
メタボリックシンドロームや肥満症は、生活習慣病や動脈硬化のリスクを高める状態です。
当院では、健診結果を踏まえながら、必要に応じて高血圧、脂質異常症、糖尿病などの評価も行っております。

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に加えて、高血圧、高血糖、脂質異常のうち2項目以上を合併している状態をいいます。
それぞれの異常が軽度であっても、重なることで動脈硬化が進みやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高くなります。

お腹まわりの変化や体重増加を自覚していても、日常生活に大きな支障が出にくいため、そのままにされてしまうことも少なくありません。

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームの診断基準

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満があり、さらに高血圧、高血糖、脂質異常のうち2項目以上を満たした場合に診断されます。 内臓脂肪型肥満の目安としては、腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上とされています。 これに加えて、血圧、血糖値、中性脂肪、HDLコレステロールなどを確認し、総合的に判断していきます。

メタボリックシンドロームの診断基準

メタボリックシンドロームで気をつけたいこと

メタボリックシンドロームは、お腹まわりの脂肪の増加に加えて、血圧、血糖、コレステロールの異常が重なっている状態です。
このような状態が続くと、血管への負担が大きくなり、動脈硬化が進みやすくなります。

そのため、将来的に脳梗塞や心筋梗塞などの重大な病気につながることがあります。
健診で異常を指摘された場合には、放置せず、生活習慣の見直しや必要な治療について確認していくことが大切です。

肥満症

肥満症とは

肥満とは、体に脂肪が過剰に蓄積した状態をいいます。
また、肥満に関連して健康障害を伴っている場合には、「肥満症」として治療の対象となります。

令和5年国民健康・栄養調査では、肥満者(BMI 25以上)の割合は、男性31.5%、女性21.1%と報告されています。
肥満は、見た目や体重の問題だけではなく、高血圧、糖尿病、脂質異常症、睡眠時無呼吸症候群など、さまざまな健康障害と関係します。

この肥満を判定する方法ですが、計算式によって導き出すことができます。
それはBMIというもので、身長あたりの体格指数を示す指標となります。計算式は次の通りです。

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
適性体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22

上記のBMIによる計算法によって、この値が22となれば健康と判断され、18.5以上25未満が標準域となります。
なお、数値が25以上の方は肥満と判定されます。
BMIの計算法および肥満判定の数値については以下の通りです。
肥満度につきましては、4段階に分けられていますが、肥満度3以上の場合が重症肥満で、薬物療法などの治療が必要になります。

BMI判定表、日本肥満学会の判定基準(成人)

指標(BMI) 判定
18.5未満 低体重(痩せ型)
18.5~25未満 普通体重
25~30未満 肥満(1度)
30~35未満 肥満(2度)
35~40未満 肥満(3度)
40以上 肥満(4度)

肥満症で気をつけたいこと

肥満症では、体重の増加そのものだけでなく、それに伴ってさまざまな健康障害が起こりやすくなることが問題となります。 高血圧、糖尿病、脂質異常症、睡眠時無呼吸症候群などを合併しやすく、動脈硬化や心血管疾患のリスクにもつながります。

また、体重が増えることで膝や腰への負担が大きくなったり、日常生活で疲れやすさを感じたりすることもあります。

そのため、肥満症では体重だけでなく、合併している病気や日常生活への影響も含めて考えていくことが大切です。 健診で異常を指摘された場合や、体重増加が気になる場合には、一度ご相談ください。

よくあるご質問

Q1.健診で腹囲や血圧、血糖値の異常を指摘されました。受診したほうがよいですか?

A.健診で腹囲、血圧、血糖値、中性脂肪、コレステロールなどの異常を指摘された場合には、一度ご相談ください。
 メタボリックシンドロームや肥満症が隠れていることもあり、生活習慣の見直しや必要な治療について確認していくことが大切です。

Q2.メタボリックシンドロームとは何ですか?

A.内臓脂肪型肥満に加えて、高血圧、高血糖、脂質異常のうち2項目以上を合併している状態をいいます。
 動脈硬化が進みやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高くなります。

Q3.肥満と肥満症は違うのですか?

A.はい、違います。肥満は脂肪が過剰に蓄積した状態を指しますが、肥満に加えて健康障害を伴っている場合には「肥満症」として治療の対象になります。

Q4.BMIはどのように計算します?

A.BMIは、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求めます。日本では、BMIが25以上の場合を肥満と判定します。

Q5.メタボリックシンドロームや肥満症ではどのような治療を行いますか?

A.まずは食事、運動、体重管理など生活習慣の見直しが基本になります。
 そのうえで、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの合併がある場合には、それぞれに応じた治療を行っていきます。

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