骨粗鬆症
骨粗鬆症が心配な方、骨密度低下を指摘された方、閉経後で骨の健康が気になる方はご相談ください。 骨粗鬆症は、骨がもろくなることで骨折しやすくなる病気です。 当院では、骨密度測定を行い、必要に応じて治療や生活習慣の見直しについてご相談いただけます。
骨粗鬆症とは
骨粗鬆症は、骨の量が減ったり、骨の質が悪くなったりすることで、骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。
老化や運動不足、カルシウムなどの栄養不足、喫煙、閉経による女性ホルモンの減少などが原因と言われています。
特に高齢の女性に多く、骨折したあとに診断されることも少なくありません。
骨折してしまうと、身体機能の低下から寝たきりにつながることもあるため、骨粗しょう症は早期発見と早期治療が重要な病気です。

骨粗鬆症の診断
骨粗鬆症の診断には、骨密度測定が有用です。 骨密度は、20~44歳の若年成人の平均値(YAM)との比較で評価されます。 骨密度の数値が若年成人の平均値(YAM値)の80%以上なら正常、70~79%なら骨量減少(骨減少症)、70%未満なら骨粗鬆症と診断されます。
骨密度測定には、2種類のエネルギーを持つX線を用いて腰椎、大腿骨(太ももの付け根)の測定を行うDEXA法、中手骨のX線フィルムやデジタルデータを解析するRA法、超音波でかかとの骨を測定するQUS法などがあります。 RA法の一種であるDIP法は、簡便にできることからスクリーニング検査として行われております。
当院では、DIP法による骨密度測定を行っております。 左手を標準物質(アルミスケール)とともに撮影し、第2中手骨の皮質骨の陰影度と標準物質の陰影度を比較して骨密度を算出します。 検査費は、自己負担が3割の場合で420円です(診察料などは別途かかります)。
骨粗鬆症の治療
骨粗鬆症の治療では、骨折を予防することが重要です。
そのため、食事療法、運動療法、薬物療法を組み合わせながら、年齢や骨密度、骨折歴などを踏まえて治療方針を判断していきます。
食事療法
骨をつくるためには、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなどを十分に摂取することが大切です。 毎日の食事の中で、乳製品、小魚、豆製品、緑黄色野菜などを意識して取り入れていくことが重要です。
運動療法
適度な運動は、骨に刺激を与えて骨量の維持に役立つだけでなく、筋力低下を防ぎ、転倒予防にもつながります。無理のない範囲で、歩行などの運動を継続していくことが大切です。
| ①カルシウム製剤 |
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| カルシウムは骨をつくる主要な成分です。食事からの摂取とともに、内服で補充することもあります。 |
| ②活性型ビタミンD3製剤 |
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| 食事で摂取したカルシウムの吸収を促進し、骨形成と骨吸収のバランスを調整します。 |
| ③ビスフォスフォネート製剤 |
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| 破骨細胞に作用し骨吸収を抑制します。毎日・週1回・4週1回など複数の服用方法があります。 |
| ④その他の薬物療法 |
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| SERM製剤、デノスマブ、テリパラチド、ロモソズマブなど、病態や骨折リスクに応じて選択します。 |
当院では、内服治療を中心に、患者さんの状態に応じた治療方針を検討していきます。 なお、注射製剤など、より専門的な治療が適している場合には、必要に応じて専門医療機関をご案内いたします。
よくあるご質問
Q1.骨粗鬆症が心配です。受診したほうがよいですか?
A.骨粗鬆症が心配な方、骨密度低下を指摘された方、閉経後で骨の健康が気になる方は、一度ご相談ください。
Q2.骨粗鬆症はどのように調べますか?
A.骨粗鬆症の診断には骨密度測定が有用です。当院では、DIP法による骨密度測定を行っています。
Q3.骨密度が低いと、すぐに治療が必要ですか?
A.骨密度の結果だけでなく、年齢、性別、骨折歴なども踏まえながら、総合的に治療が必要かどうかを判断していきます。
Q4.骨粗鬆症ではどのような治療を行いますか?
A.骨折予防を目的として、食事療法、運動療法、薬物療法を組み合わせながら治療方針を検討していきます。


